F.C.大阪のプレスリリース
大阪府東大阪市をホームタウンとするサッカークラブ「F.C.大阪」は、7月17日(土)に第23回 日本フットボールリーグ 第17節 vs.ホンダロックSC をアウェイ・宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場にて行いました。結果は下記の通りです。
ホンダロックSC 0-1(前半0-0) F.C.大阪
得点者:65分 町田(F.C.大阪)
今節で前半戦を終えるJFL。強豪のHonda FCから勝利をあげるなど好調な滑り出しを果たしたF.C.大阪だったが、ここ6試合白星から遠ざかっている。特にここ3試合は先制を果たしながらも試合終了間際に追いつかれて引き分けに終わる状況が続いており、前半戦の最終戦はなんとしても勝ち点3を積み上げたいところ。
会場となる宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場は、前日からの大雨の影響でピッチ全体が水たまりの状態。雨こそ試合前に上がったものの、至るところでボールが止まるようなピッチコンディションの中、試合は行われる。F.C.大阪は第13節以来5試合ぶりに久保、大山の両翼がスタメンに名を連ね、また今シーズンリーグ戦では初めてFW 田中直がベンチスタートとなった。
前半、ピッチコンディションの影響で得意のスピードを生かしたプレーができないF.C.大阪だったが、ロングボールやロングスローといった普段とは異なった戦い方で相手ゴールに迫る。だがゴール前まではボールを運ぶことは出来ても、あと一歩のところでボールが転がらず、相手にボールをインターセプトされたり、クロスボールが相手GK正面に飛びキャッチされるなど、なかなかシュートチャンスまで持ち込むことができない。時折クリアボールを相手に拾われ自陣まで持ち込まれるが、F.C.大阪のディフェンダー陣がしっかりとストップし、相手にチャンスを作らせない。40分、GK田中大からのフリーキックのボールを繋ぎ、最後はFW久保がペナルティエリア内でシュートを放つが枠を捉えることができない。前半アディショナルタイムにも久保の絶妙なクロスボールが相手ゴール前に上がるが、相手に間一髪クリアされ得点ならず。前半はF.C.大阪が圧倒的に試合の主導権を握りながらも0-0で試合を折り返す。
後半に入ってもピッチコンディションは改善されることなく、逆にボールが転がる部分的に出てきて、前半よりも判断が難しい状況になる。そんな状況でも先に決定的なチャンスを迎えたのはF.C.大阪。54分、コーナーキックのボールをMF齊藤が頭で合わせる。しかしこのシュートはゴールライン上にいた相手選手にクリアされ得点はならず。65分、センターライン手前でファールを受けたF.C.大阪は、GK田中大からのフリーキックのボールを途中投入されたFW田中直が頭で合わせる。一度は相手ディフェンダーに当たるものの、このこぼれ球をMF町田が頭で押し込み先制。4試合連続でF.C.大阪が先手を取った。70分、相手のロングボールをゴール前で競った時にファールを取られ相手に直接フリーキックを与えてしまう。しかしこのフリーキックはGK田中大がファインセーブで弾き、得点を許さない。その後も相手の攻撃を受けるが、F.C.大阪ディフェンス陣が体を張って相手攻撃をストップ。迎えた後半アディショナルタイムのラストプレー、相手にコーナーキックを与えたF.C.大阪。相手の蹴ったボールはペナルティエリア内にいたホンダロック DF中島に頭で合わせられる。しかし、このヘディングシュートをF.C.大阪 GK田中大が超ファインセーブでシュートをストップすると、そのこぼれ球はディフェンス陣が体を投げ出して相手にシュートをヒットさせず、終了のホイッスル。
最後まで集中力高く1点を守りきったF.C.大阪がリーグ戦では5月15日の第10節以来7試合ぶりの白星。前半戦最終戦を勝利で飾り、暫定ながらも順位を3位にあげJ3昇格圏内に再浮上を果たした。
F.C.大阪スターティングメンバー(Photo:週刊ひがしおおさか)
先制点をあげ喜ぶMF町田(Photo:週刊ひがしおおさか)
得点後喜びを分かち合うF.C.大阪の選手(Photo:週刊ひがしおおさか)