F.C.大阪のプレスリリース
大阪府東大阪市をホームタウンとするサッカークラブ「F.C.大阪」は、7月11日(日)に第23回 日本フットボールリーグ 第16節 vs.ヴィアティン三重 をホーム・東大阪市花園ラグビー場 第2グラウンドにて行いました。 試合結果は下記の通りです。
F.C.大阪 1-1(前半1-1) ヴィアティン三重
得点者:久保(10分:F.C.大阪)、酒井(30分:V三重)
曇りの天気予報から一転、刺さるような暑い日差しが降り注ぎ、35.3℃の猛暑日の中行われることとなった今日の試合。2試合連続の引き分けに終わっているF.C.大阪は、FW横野を今季リーグ戦では初めて起用。またMF江郷下奨が今季初ベンチ入りを果たすなど、メンバーを入れ替え、勝利を狙う。
前半、主導権を握ったのはF.C.大阪。6分、MF齊藤からのグラウンダーのクロスを受けたFW横野がボールを落とすと、走り込んできたMF吉田がミドルシュート。このシュートは相手ディフェンダーの足に当たりコースが変わる。だがそのボールは相手GKの手をかすめポストに直撃。得点こそならなかったものの、得点の強い匂いを感じるプレー。続く8分にはMF齊藤のシュートのこぼれ球をFW田中直拾ってシュート。だがこれは相手GKにファインセーブされてしまう。待望の得点は10分、DF附木のスローインを受けたFW横野がヘディングすると、1度は相手ディフェンダーに弾き返されるが、そのボールを横野がもう一度拾ってボレーシュート。このシュートは相手GKに弾かれるが、MF久保がこのボールに反応し落ち着いてゴールに流し込み、F.C.大阪が3試合連続の先制点を得る。この先制点を皮切りに早い時間帯での追加点を狙うF.C.大阪だったが、得点を決めることができない。逆に相手にシュートまで持ち込まれるシュートが増えてくるが、GK田中大を中心とした守備陣の奮闘で得点を許さない。だが30分、自陣でフリーキックのチャンスを与えてしまったF.C.大阪。このフリーキックを相手に頭で合わされ同点にされてしまう。勝ち越し弾を狙うF.C.大阪は45+3分、相手ゴール前で粘ってボールを奪取したMF久保がドリブルで持ち込み、グラウンダーのクロスを上げる。そこにMF太田が飛び込んで追加点かと思われたが、ボールを触れることが出来ず、前半は1-1で試合を折り返すこととなった。
後半、F.C.大阪はスタートからMF齊藤、MF太田に替えてDF舘野、MF水野を投入し、攻撃のチャンスを伺う。だが後半は相手と均衡したがっぷり四つの状況に。F.C.大阪は57分 FW横野に替えてMF大山を投入し、前線を活性化させると、71分にDF附木の直接フリーキックをDF舘野がペナルティエリア内でヘディングシュート。しかしこのシュートは相手GKのファインセーブで得点ならず。73分にはFW田中直に替えてMF木匠、81分にはMF町田に替えてMF江郷下奨と次々に攻撃的なカードを投入し、得点への強い意気込みを見せるF.C.大阪。87分、相手の攻撃を守ったF.C.大阪は、MF大山からのボールをMF久保がハーフウェイラインからドリブルで一気に持ち上がり、シュートを放つ。しかしこのシュートも相手GKにファインセーブされてしまう。逆にF.C.大阪は試合終了間際、相手にチャンスを作られるが、GK田中大のファインセーブ、またDF陣の体を張った守備で得点を許さず。結果1-1の引き分けで試合終了。
F.C.大阪は先制しながら3試合連続で1-1のドローとなり、勝ち点1を積み上げるに留まった。
F.C.大阪スターティングメンバー(Photo:小中村政一)
先制点をあげるなどドリブルから躍動したMF久保(Photo:小中村政一)
今季リーグ戦初出場でチャンスを演出したFW横野(Photo:辻本翔子)
今日も相手の攻撃を多く防いだGK田中大(Photo:辻本翔子)