スポーツギフティングサービス「Unilm(アンリム)」スポーツに関する意識調査を実施“

一般財団法人アスリートフラッグ財団のプレスリリース

個人が財団を通してアスリートやチームを金銭的にサポートすることを可能にするスポーツギフティングサービス「Unlim(アンリム)」を運営する一般財団法人アスリートフラッグ財団は、この度、全国の19歳から79歳までの男女800人を対象に、スポーツの観戦意向や、スポーツやアスリートは社会に必要だと思うか、など広くスポーツに関する意識調査を実施しました。
新型コロナウイルス禍において、多くのアスリートが不安を抱えながら活動を続けています。多くの大会がなくなり、収入も安定しない中、それでもパフォーマンスを落とさないように努力を続けるアスリートの皆様と日々向かい合う中で、少しでも彼らのモチベーションにつながる情報を提供できないかと思い、今回の調査を実施しました。アスリートの皆様に提供する情報として調査したものですが、現在の社会状況を反映するデータともなっていると感じ、公開させていただく運びとなりました。是非記事化のご参考にいただければ幸いです。

<調査概要>
調査目的:「スポーツ」や「アスリート」に対する意識を確認し、コロナ禍における「スポーツ」の在り方や価値について再確認を行う。
調査エリア:全国
調査対象者:15~79歳の男女
サンプル数・割付:800サンプル(人口構成比に応じた性×年代による割付
                      ※人口構成比は「平成27年度国勢調査データ」を参照
調査企画:一般財団法人アスリートフラッグ財団
調査期間:2021年6月11日(金)〜2021年6月13日(日)
調査手法:クロス・マーケティングモニターへのインターネット定量調査
調査機関:株式会社クロス・マーケティング

<調査結果トピック>
トピック① スポーツやアスリートが社会に必要だと思う人の割合は思わない人の6倍以上
スポーツは社会に必要だと思うか、という質問に対し、「どちらとも言えない」と明確な回答を控えた方を除く全体(608人)の86.1%が「必要だと思う」「やや必要だと思う」と答えました。これは、「必要だと思わない」、「あまり必要だと思わない」と答えた方の6.1倍に上り、多くの方が社会に必要な存在であると考えていることがわかりました。(図表-1 より)
また、同様にアスリートは社会に必要だと思うか、という質問に対しては、「どちらとも言えない」と明確な回答を控えた方を除くと全体(572人)の86.8%が「必要だと思う」「やや必要だと思う」と答えました。これは「必要だと思わない」、「あまり必要だと思わない」と答えた方の6.5倍にも上り、新型コロナウイルスにも関わらず、アスリートの存在の重要性を示しました。(図表-2 より)

(図表-1)スポーツの必要性(※全体から「どちらとも言えない」回答者を除いたベースの集計データ)

(図表-2)アスリートの必要性(※全体から「どちらとも言えない」回答者を除いたベースの集計データ)

トピック② コロナ禍においても72.3%(※)はアスリートは自粛すべきではないと回答
コロナ禍においてアスリートは活動を自粛するべきか、という質問に対しては、「活動は続けてほしいと」答えた方が「どちらとも言えない」と答えた方を除く全体(582人)の72.3%に上り、「自粛するべき」と答えた方の2.6倍に及びました。(図表-3 より)

(図表-3)コロナ禍におけるスポーツの必要性(※全体から「どちらとも言えない」回答者を除いたベースの集計データ)

トピック③ 全体の65.4%がスポーツで感動した経験があると回答
スポーツで感動したことがあると答えた人の割合は、全体の65.4%と、3人に2人の割合に上ります。特に中・高齢層で感動経験がある割合が高く、男性60代で83.1%、70代で84.6%の人が感動経験があると回答しています。(図表-7 より)また、どんな点に感動したか、という質問には「アスリートのパフォーマンスの高さ」が60.8%、「予想できないドラマ」が57.9%で上位を占めました。(図表-6 より)

□スポーツのどんな点に感動したことがありますか? (上位5項目 1人3項目まで複数回答)
1位 アスリートのパフォーマンスの凄さ・・・60.8%
2位 予想できないドラマ・・・57.9%
3位 応援するチームやアスリートの勝敗・・・38.2%
4位 アスリートが抱えるバックストーリー・・・19.7%
5位 新しい才能との出会い・・・9.9%

トピック④ アスリートの価値とは、「エンターテイメント性」
あなたにとってアスリートの価値とはどんなものか、という質問に対して、最も多くのポイントを集めた項目は「エンターテイメント性(結果や努力する姿で誰かを楽しませたり、子供に夢を与えることができる)」(全体の40.4%)、続いて「競技力(競技の成績が優秀なこと)」(全体の39.3%)となりました。
上記スポーツに感動した経験を持つ人の高いポイントと合わせて、スポーツやアスリートが多くの人にポジティブな影響を与えていることがわかります。

□あなたにとってアスリートの価値とはどんなものですか?(上位5項目 1人3項目まで複数回答)
1位 エンターテイメント性(結果や努力する姿で誰かを楽しませたり、子供に夢を与えることができる)・・・40.4%
2位 競技力(競技の成績が優秀なこと)・・・39.3%
3位 憧れ性(多くの人ができないことができること)・・・26.1%
4位 先進性(人間の能力の凄さ、限界を見せてくれること)・・・25.3%
5位 希少性(誰もができない経験をしていること)・・・17.0%

◇一般財団法人アスリートフラッグ財団 代表理事 島田慎二コメント
私たちは、Unlimというスポーツギフティングサービスを通して、日々多くのアスリートの皆様と向き合っていますが、現在の新型コロナウイルスにより、そのほとんどの方が大きな不安を抱えて活動を続けています。
大きな大会がなくなったり、スポンサーが支援を続けられなくなったり、スポーツやアスリートが本当に社会にとって必要な存在なのか、国際大会の実施可否だけが論じられる中、そんな問いに自問自答している姿をよく見聞きしてきました。
そんな中、少しでもアスリートに前を向いて勇気を持ってもらえる情報はないか、と考え今回の調査を実施しました。結果、多くの方々が同じようにスポーツやアスリートは社会にとって必要な存在であると考えていることがわかりました。スポーツは社会の全てではありませんが、非常に大事なものであることを再認識できたと感じます。この事実が、少しでもアスリートの皆様が前を向いて努力を続けるきっかけになることを願っています。
スポーツギフティングという文化がまだまだ定着していない日本ですが、スポーツやアスリートにとって、努力が報われる世界を実現できるように引き続き努力を続けていきます。
最後になりますが、このコロナ禍において、日々努力を続けられている医療従事者の皆様に、心より感謝申し上げます。

◇ スポーツギフティングサービス「Unlim(アンリム)」とは
「Unlim」は、個人が財団を通してアスリートやチームを金銭的にサポートすることを可能にするスポーツギフティングサービスです。
競技活動資金の不安を払拭しパフォーマンスに集中したい、自身の活動だけではなくスポーツや競技そのものを盛り上げていきたい、スポーツを通じて社会に貢献したい、といったアスリートやチームが持つ様々な思いの実現と、それを応援したいファンの思いをつなげる手段を生み出したい、その二つの課題を解決するために生まれました。アスリートは、「Unlim」を活用することでファンからの応援メッセージだけでなく、金銭的支援というカタチにして受けることができるようになります。
一般財団法人アスリートフラッグ財団は、「Unlim」を通して、アスリートやチームとファンのつながりを生み出し、新たなスポーツ支援の文化を根付かせることに貢献していきます。
サービスURL:https://unlim.team

◇一般財団法人アスリートフラッグ財団について
スポーツをより明るい未来へをスローガンとして「国民の一人一人又はコミュニティが、スポーツに親しみ、スポーツへの関心を深め、スポーツを支える活動へ参画することなどによって、豊かな人間性を涵養し、心身の健康を保持増進させるスポーツ文化に寄与する」ことを目的とし平成31年に設立。当財団ではまずスポーツの核となる「アスリート・チーム」を支援します。 それに伴い、提供するスポーツギフティングサービス「Unlim」を活用し選手の経済的な課題を解決していきます。Unlimのコンセプトは「アスリート・チームへの新しい応援のカタチ」であり、社会のうねりを作ることにあります。Unlimは経済的な支援にとどまらず、アスリート・チームの記事や情報をインターネット上でシェアすることでうねりを作り出し、付加価値を提供します。
URL      : https://athleteflag.or.jp/
※本財団は  株式会社ミクシィの出資により設立しています。

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