学生によるシビックテック開発コンテスト CCC U-22、ジュビロ磐田と防災・まちづくりをテーマに学生向け勉強会開催

一般社団法人 コード・フォー・ジャパンのプレスリリース

一般社団法人コード・フォー・ジャパン(Code for Japan、代表:関治之)は、学生向け開発コンテスト「Civictech Challenge Cup U-22」(以下、CCC U-22)において、Jリーグクラブチームジュビロ磐田とのコラボ勉強会として、防災・まちづくりをテーマに勉強会を開催します。

■防災・まちづくりをテーマに勉強会を開催
6月18日の勉強会では、「防災」「まちづくり」「地域コミュニティ」「地域ブランドづくり」などテーマに、ホームタウン活動やシャレン!の取り組みで東海エリアの他のクラブチームと協働しながら防災プロジェクトに積極的に取り組まれているジュビロ磐田さんとコラボイベントを開始します。CCC U-22の参加学生だけでなく、参加を検討している学生や防災・空間情報の活用などに関心がある人の参加も募集しています。
イベントページ:https://cccu22event2.peatix.com/

(イベントの画像も全員の写真を入れたもの制作後差し替え)

■サッカークラブチームとのコラボレーションの背景
CCC U-22は、エントリーした学生がチームを組成し、自分たちの身近にある地域課題や解決したい社会課題を解決するアイディアを考え、実際にその解決に向けたサービスのプロトタイプを開発する実践的な開発コンテストです。そして、優秀な成果を収めた学生の開発チームは、ファイナリストとして最終審査会でプレゼンテーションを実施し、国内外の大手IT企業の会社名やサービス名を冠した賞やCCCから大賞が授与されます。学生が開発実績を積むことで、単なる開発コンテストではなく、若年層の就職機会の減少という社会課題の解決を目指すのがCCC U-22の特徴です。

「シビックテック」「社会課題」が外での出来事ではなく、自分の暮らしや学びとつながるものであると学生の皆さんに感じてもらうための一つの切り口として、スポーツチームの社会連携活動とコラボレーションすることで、より多くの学生さんに知ってもらい、参加してもらえるのではないかと考え、お声かけしました。また、クラブチーム側からも若い世代や学生の皆さんとのコラボレーションへの期待をいただき、今回の取り組みが始まりました。今年度は3つのクラブチームとのコラボレーションが決定しております。

 

■スピーカー
加藤真史 氏 ー ジュビロ磐田 事業本部 ホームタウン部
サッカーチーム「ジュビロ磐田」で「備えるをたのしもう」をコンセプトに防災意識の⾼まりや、具体的な⾏動の喚起へと繋がって⾏くことを⽬指し活動。ハザードマップの作成や周知に力をいれている。

柴崎亮介 教授 ー 東京大学 空間情報科学研究センター
CCD画像センサ、レーザセンサなどを用いて都市空間の3次元マッピングを行う。同技術を応用し、人やモノなどの移動・振る舞いの計測・モニタリング、行動文脈のモデリングやコンテクストアウェアサービスへの利用を研究している。

関治之 ー 一般社団法人コード・フォー・ジャパン代表理事
東日本大震災発生の4時間後に、震災情報収集サイト「sinsai.info」を開設。被災地での情報ボランティア活動を積極的に行ない、市民とテクノロジーの力で地域課題を解決する「シビックテック」の可能性を感じ、コード・フォー・ジャパンを設立、代表理事を務める。

■「Civictech Challenge Cup U-22」今年度の特徴
1. 複数の社会課題を共有・検討するための勉強会・アイデアソン・ワークショップを展開
身近な地域課題だけでなく、昨今社会で取り組まれている活動や注目が集まっているトピックについて、実際に取り組んでいる実践者や当事者から話を聞く機会を勉強会として設定、人の暮らしや社会生活に関する「マイノリティーイシュー(ジェンダー・発達障害・言語の壁・移民難民・貧困)」、防災や生涯教育などを含む「まちづくり」、より広い地域に相互作用をもたらしている「環境問題」などを取り上げ、ゲストを招いた勉強会を実施する予定です。

2. 地方在住学生への積極的な声掛け
昨年度も完全オンライン開催で実施したため、物理的制約がないこともあり、首都圏や都市部に比べてコンテストや発表会などへの参加機会が少なくなりがちな地方在住の学生への応募案内を積極的に発信していく予定です。また、女子学生などプログラミングや開発に触れる機会が少ない学生向けにも他団体などへの協力を仰ぎながらアプローチしていきます。また、彼らのフォローアップにもなるよう昨年度に比べ勉強会の開催回数自体も増やして、参加後の学習機会やキャッチアップのサポートをしていきます。

3. コンテスト後の開発継続にも機会を提供
昨年度のCivichatのように、コンテスト出場で終えるのではなく、その後もサービスとしてあるいはシビックテック活動として取り組みを継続したいと考えるチームに対しては、今年度からCode for Japanが実施する日本初のシビックテック特化型アクセラレータープログラム「Civictech Accelerator Program」へのエントリーも案内することができるので、より社会実装に向けた伴走を長期的に行うことが可能な環境を整えています。

■Civictech Challenge Cup U-22
主催:一般社団法人 コード・フォー・ジャパン
公式サイト:https://ccc2021.code4japan.org/ 
募集人数:200名
募集対象:

  • 解決したい社会課題(分野や内容は問わない)があり、それに対するアイデアを持っている方
  • 自分の持つスキル(プログラミングやデザインを含むがこれに限らない)を、社会課題の解決に活かしたい方  ※未経験で、これから学びながら開発に参加していく人も含むので、応募時点でのレベルを問うものではありません。

応募資格

  • 1999年4月2日以降生まれの方、または学生の方(大学の場合学部4年まで。社会人学生のぞく)
  • 現在の自身のスキルレベルにかかわらず、チームに意欲的に参加し、開発を通じてスキルアップする意思のある方
  • Code for Japan の Code of Conduct と プライバシーポリシー に同意いただける方
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