F.C.大阪のプレスリリース
大阪府東大阪市をホームタウンとするサッカークラブ「F.C.大阪」は、6月9日（水）に天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会 2回戦 vs.湘南ベルマーレ を神奈川県・レモンガススタジアム平塚にて戦いました。
6月9日（水）に天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会 2回戦 湘南ベルマーレ vs F.C.大阪（＠レモンガススタジアム平塚 19:00 KICK OFF）が行われました。結果は下記の通りです。
湘南ベルマーレ ０－０（前半０－０、後半０－０、延長前半０－０、延長後半０－０、PK戦４－３） F.C.大阪
得点者：なし
梅雨の中休み、快晴の中行われた天皇杯の2回戦。F.C.大阪はJ1 湘南ベルマーレとの戦いに挑む。
F.C.大阪は土曜日のリーグ戦からメンバーを5人入れ替え、DF美馬、DF岩本、MF齊藤、MF久保、FW後藤がスタメンに名を連ねた。
前半からアグレッシブなサッカーを展開するF.C.大阪。J1の湘南相手に一歩も引けを取らない。すると15分、相手のパスミスのボールを奪ったFW後藤がシュートを放つがこれは惜しくも枠を捉えきれない。22分には相手ゴール前でフリーキックのチャンスを得るが、DF舘野が直接狙ったシュートは枠の上。30分には美馬のロングシュートが相手ゴールを襲うが、相手GKが間一髪防ぐ。42分には相手ディフェンラインの裏に抜け出したFW田中直がグラウンダーのクロスを蹴ると、相手ディフェンダーに当たりオウンゴールとなるところだったが、これも相手GKが間一髪防ぎ得点ならずと、F.C.大阪は得点まであと一歩のところまで迫るものの、いずれも得点とはならず。一方相手の攻撃に対して、F.C.大阪はディフェンスラインを中心に守備陣が粘り強く対応し、相手にボールを持たれる時間はあったものの、決定的なシーンは作らせず、前半は0-0のスコアレスで折り返す。
後半に入ると、湘南がやや攻撃を強めるが、F.C.大阪守備陣は前半同様決定的なシーンを作らせない。相手コーナーキックこそ与えるものの、GK田中大が飛び出し、パンチングでボールを弾き返し、ゴールを割らせない。すると60分、F.C.大阪は相手のロングスローをゴール前で弾き返すと、このセカンドボールをキープしたF.C.大阪は前線へ駆け上がる久保を目掛けてロングパスを送ると、このボールを受け取った久保がゴール前までドリブルで切れ込みシュートを放つ。しかしこのシュートは相手GK正面。65分にも相手のボールを奪った久保が自陣ゴール前からドリブルで駆け上がり、左コーナー付近へ。この左コーナー付近から今度は自ら切れ込みシュートを放つ。しかしこのシュートも相手GKのファインセーブに防がれる。80分には途中抗体で入っていたMF町田がシュート放つもこれも相手GKがはじき出すなど、チャンスを迎えるが後半も得点ならず。チャンスを作り出した回数は相手を上回ったが、後半も得点ならず、スコアレスのまま延長戦へ。延長戦に入ると相手が圧を強め、攻め込まれる時間が増える。しかし田中大を中心に、守備陣全体が連動し、相手の攻撃を守り抜く。結局延長戦もお互いに得点を決めることができず、試合は０－０のスコアレスのまま120分が終了。PK戦へと突入した。PK戦、先行のF.C.大阪は1番手のキッカーに今日最後の交代で試合に出場したDF附木が蹴る。だがこの蹴ったボールは相手GKに防がれ、1番手を失敗すると、相手は1番目のキッカーが落ち着いて決めてリードを許す。F.C.大阪は2番目の坂本、3番目田中直、4番目の木匠と成功。湘南も1人目から4番目まで成功るすと、このPKを外すとその時点で勝者が決まってしまう大事な5番目は岩本が蹴ることに。しかしボールは無情にも枠の外。この瞬間、2回戦の湘南の勝利が決まり、F.C.大阪は2回戦敗退が決まった。
F.C.大阪は、試合を通して、相手よりも攻撃の主導権を握っていたものの、シュートが相手ゴールネットを揺らすことができなかった。F.C.大阪は今日の経験を糧に、20日（日） vs.ソニー仙台FCへリーグ戦の連敗ストップをかけて挑む。
F.C.大阪スターティングメンバー（Photo：小中村政一）
相手の攻撃を受けるも粘り強く守り抜くGK田中大（Photo：小中村政一）
チャンスでシュートを放つMF町田（Photo：小中村政一）
