アスリートが仕事とスポーツを両立できるような収益モデル構築を目指す。社会人女子ラクロスチーム FUSION とパートナー契約を締結。

canow株式会社のプレスリリース

トークンを活用したデジタルマーケティング事業を展開する canow 株式会社(東京都千代田区、代表取締役:桂城 漢大、以下 canow )は、 社会人女子ラクロスクラブチーム「FUSION」とファントークン発行に合意し、ファントークンや SNS 等を活用したデジタルマーケティングにおけるパートナー契約を締結したことをお知らせします。また、FUSIONのビジョン、クラブ活動とそれらの活動を通したCSR・SDGs等の取り組みに賛同し、2021シーズンからクラブスポンサー契約を締結することといたしました。スポンサー契約の期間は、2021年4月1日より開始しております。今後は、ファントークン発行を軸に、SNSやクラウドファンディングを活用したデジタルマーケティング支援を実施することによって、「FUSION」の安定したチーム運営やより幅広いファン獲得に必要な資金を生み出す、新しい収益モデルの創出を支援してまいります。

【 社会人女子ラクロスが抱える課題について 】
日本におけるラクロスは、男女ともに大学生を中心に急速に広まりました。現在、420あるラクロスチームの8割は大学チームで、競技登録者を男女で比べると男性約7,600人に対して女性約1万人と、女性の競技者が多いスポーツになります(※)。そのようななかで、女子の日本代表は世界でも活躍を見せており、2019年開催のU19世界選手権大会では5位に入賞するなど実績を上げています。

一方で、ラクロスはプロリーグがなく、社会人チームでもスポンサーが付かず自費負担でのチーム運営を余儀なくされていることから、世界でも活躍できる実力を持ちながらも、大学卒業のタイミングで競技を引退するケースが数多くあります。しかし、大学や社会人でラクロスに関わった現役、OB・OGは10万人を超えると言われ、「Keep The Future of Lacrosse」を掲げ、未来のラクロス人口を増やすために日本ラクロス協会がコロナ禍の2020年4月に初めて実施したクラウドファンディングでは、1,000万円を超える支援が集まるなど、ラクロスの保有するポテンシャルの高さを示しました。
(※出典:SPOSIRU 大学スポーツの代表!?ラクロスの競技人口を分かりやすく解説!より)

【 パートナー契約締結の背景 】
FUSION は、社会人女子ラクロス東日本クラブリーグ1部に所属し、ラクロス全日本選手権大会でも優勝経験のある強豪チームとして、全国的に高い知名度を有しています。しかしながら、これまではチームメンバー負担による部費でのチーム運営を余儀なくされ、そのことが実力のある選手獲得によるチーム強化や競技およびチームの認知度を上げる活動をする上での妨げとなっていました。

canow は、地域創生に取り組むスポーツチームなどがチームトークン(地域通貨)を発行できるファンマーケティングツール「YELLtum」を開発し、今夏の公開に向けて実証実験をおこなっています。

チームトークンは、企業やスポーツクラブが主体となってブロックチェーン上で発行したトークンで、新しいファンサービスとして欧米を中心に注目を集めています。

スポーツチームが主体となりチームトークンを発行することで、ファンに対して地域情報の発信やお得なクーポンの発行、加盟店で使用可能な決済手段の提供を実現できるため、クラブとファンの間に密なコミュニケーションが生まれることが期待されます。そして、ファンが決済手段として使用した手数料の一部がチームに還元される仕組みになっており、ファンがより多くのチームトークンを使用することがチームへの応援消費につながります。

canow は「YELLtum」を活用したファントークン発行やSNSを活用したデジタルマーケティング支援を実施することで、「FUSION」がチームの運営やより幅広い認知獲得をするために必要な新しい収益モデルの創出を支援してまいります。

【 取り組みの概要 】
・FUSIONの公式ホームページ製作
・チーム公式Twitter、Instagramなどの SNS 戦略設計および導線整理
・チーム公式 note の立ち上げ、運用サポート
・クラウドファンディング支援
・「YELLtum」を活用したファントークンの発行
・「YELLtum」の運用サポート
・FUSIONのユニフォームスポンサー

【 YELLtum とは 】
「YELLtum」は、チームが発行する地域通貨である「チームトークン」を軸にサポーターとチーム、地域をつなぎコミュニケーションの過程を可視化します。「チームトークン」は様々なインセンティブを受けることができることに加えて、「YELLコイン」と交換することができます。「YELLコイン」は加盟店での決済に利用でき、従来のポイントシステムとの違いは、あなたの日常の決済がチームへ還元される仕組みになることです。例えば、試合の後にいつも行くあのお店で「YELLコイン」を使用して決済すれば手数料の一部が応援しているチームに還元されます。

すでに複数のスポーツチームでの導入が決定しております。6月1日にはブランドサイトの公開を予定しており、参画チーム・団体については順次発表を行う予定です。また、現在ティザーサイトにて地域通貨導入を希望するチームのアンケート企画を実施中です。アンケートに回答することで2021年4月1日から2021年6月3日までの期間中毎週5名にAmazonギフト券1,000円分をプレゼントするキャンペーンに応募が可能となります。
詳細は、YELLtumティザーサイト(https://yelltum.fun)よりご確認お願いします。

■ 関係者からのコメント
FUSION  主将 拔井 愛海

私達FUSIONは、日本のラクロスを日本の文化として広めて行くようなチームであれるよう、ミッションには『FUSIONから日本の文化を創る』を掲げています。そして、「変化」を恐れずに、新たな取組にも積極的に「挑戦」し、全てのものを「融合」し、一人一人の「多様性」を大切にすることで「FUSIONから日本ラクロスの文化を創る」という理念を持っています。今回のYELLtum導入はラクロス界だけでなく、スポーツ界でも画期的な取り組みで、新たなサポーターやラクロスのファンの増加、ラクロスの普及にも貢献していきたいと強く思っています。

canow 株式会社 COO 大坂 亮平
社会人女子ラクロスは他スポーツのプロリーグと比較すると知名度はまだまだ低いかもしれませんが、こういったアマチュアスポーツにおける収益源の確保、安定した運営基盤の構築こそが「YELLtum」が大きく貢献できる領域だと考えています。そのうえでFUSIONにも我々のプロダクトやビジョンを含め「YELLtum」の導入を決定頂いたことに感謝するとともに、ラクロス界の発展や競技者の増加にも尽力していきたい。

■ プロフィール 
canow株式会社 COO 大坂 亮平

音楽制作/作家事務所にて主にエンターテインメント業界に従事。その後動画のスタートアップを経て、デジタルマーケティング部署の立ち上げを担当。主に行政やナショナルクライアントのデジタル施策にてプランニングやデジタル戦略策定を営業部署と連携して推進。その後、ブロックチェーンやクリプトの世界に興味を持ちブロックチェーン関連のメディアの立ち上げや海外カンファレンスのアレンジ、開発事業の戦略を柱とする事業会社へ入社。より海外を主軸とした事業を推進するためにcanow株式会社を設立。

■ FUSION 概要
チーム名:FUSION
概要:社会人女子ラクロスクラブチーム
所属リーグ:東日本クラブリーグ1部
代表者:拔井 愛海
設立:2005年
公式Twitter:@Fusion_Lacrosse
公式Instagram:@fusion_lacrosseclub

■ canow 概要
会社名:canow株式会社
所在地:東京都千代田区麹町6-6 Wework 5F 
代表者:代表取締役CEO 桂城 漢大(かつらぎ  くにひろ)
設立:2020年4月
URL:http://canow-jp.com/

■お問い合わせ先
一般の方:info@canow-jp.com
報道関係の方:pr@storydesign-h.com(担当:新井 Story Design house内)

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